くさたみの愚考


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花見の自粛

e0170071_1021478.jpg今年も花見の季節がやつて来たが、大災害の影響で自粛ムードであるといふ。

花見と言へば桜の木の下を陣取り、ネクタイを頭に巻きドンチヤン騒ぎをするのを思ひ浮かべる。
被災地の事を思へばその様な事をする気にならないと言ふ事であらう。

日本人と桜は古くから深く結びついてゐる。

奈良時代は大陸文化の大量輸入で花見と言へば大陸に倣つて「梅の花」であつたが、平安時代になると日本独自の国風文化が形成され、古くから日本に自生してゐた桜への関心が高まつた。

それからは花見と言へば桜の木の下で静かに杯を酌み交はし、詩や歌を詠む習はしとなつた。

庶民の間でも桜は 田神(サガミ)の座(クラ)=サクラとし、桜咲く季節には農耕が順調に行くやうにと 田神に祈り、捧げた食物を 神と共に食する「直会」を行ふ事が花見であつたといふ。

この様に元来花見とは現代のやうに大酒を呑みドンチヤン騒ぎをする「花より団子」ではなかつたのである。

よつて本来の花見に戻れば自粛する必要もなからうと思ふ。


春さらば、かざしにせむと、我が思ひし、桜の花は、散りにけるかも
万葉集

散ればこそいとど桜はめでたけれ憂き世になにか久しかるべき
伊勢物語

敷島の大和心を人問はば、朝日に匂ふ山桜花。
本居宣長
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by sinkougeirai | 2011-04-05 10:24 | 所感